「ミスト The Mist (2007)」。

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ミスト」(原題:The Mist フランク・ダラボン監督、2007年、米)

【ミスト2】


友人をたずねたら、すでにこれを観ていて、いっしょに観ようと誘われた。
わたしはホラー映画がいっさいだめであるので そちらの分野に詳しくない。
わざわざ巻き戻して最初からみせてくれたが、もう冒頭から、不穏な雰囲気満載。
父子が車で町のスーパーマーケットにやってくるあたりでいったんギブアップ。
友人に なぜにわたしにこのようなものを観せるかと本気でキレた。
わたしがホラー観ないことは知っているはずではないかと。
ところが だまされたとおもって最後まで観てみろと つよくすすめられ(メゲねえやつだな・・)
とりあえず鑑賞続行。


二度と観るかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!


けど たしかに なんかよかった・・・・・・・
なぜなんだろうか???


スーパーマーケットにいた狂信的クリスチャンらしい女性が
絶妙にムカつくキャラクターで、すごくよかったのはたしかだ。

【ミストにでてくる狂信的な女性】


イイ顔してたなーーー(^_^)
悪役というわけではないのだが、ああいう役回りの人がああいうムカつくかんじを
しっかりと演じてくれると、話がおもしろくなるんだよね。
あれはあれで よかれとおもって、という人なんだよな・・・
気持ちがぐらつくよね。極限的な状況下で、運命とか神の意思とかいうことを
やたら確信に満ちた顔で人が語っているのを、聞きつづけていたら。
神様がいない、運命などというものはないということを、証明できる人はいないのだから。


前向きな気持ちにはまったくなれない結末だった。
主人公であるお父さんといっしょに
「もしこうなるとわかっていたら、こんなことはしなかったのに」
という ものすごく明確な・・・ 
「とりかえしがつかない感」に襲われまくった。
何に対してキレればいいんだ。
あのような状況にみまわれて その後の人生をまともに生きていくなんて無理だと思う。
あのお父さんは精神が粉々に砕けてしまったにちがいない。


救いがなさすぎる、暗すぎる、こんな胸くそわるい映画を観せるんじゃねえよという
意見も たぶんあるのだろうけれど、
映画には救いがなければならないと法律で決まってるわけでもないし、
こういうのもありなんじゃなかろうか。
救いなんてもんがいつも見出せるとはかぎらないんだ、
自分の力ではどうしようもないこともあるんだという
「理不尽さ」を描き出そうとした映画なのかもしれない。


いやーそれにしても ありえんな。怖すぎたよ。
困るよ。あんなのがいっぱい外歩いてたら。どうすればいいんだ!!
ドラッグストアの場面なんかほんと ビビりすぎて 飛び上がったよ!!
ラストのほうの 超大型のアレがドスーンドスーンと歩いてくのを
傍観する人々の 悟ったような表情もとてもよかった・・




Category: 映画の感想 | Tag: 映画 ミスト

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