「進撃の巨人」考。(第6回)

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進撃の巨人」第6回

【進撃の巨人】


音楽の美しさに、圧倒。個性的ですごくいい。

アニメだけで、これからの展開を想像することに ムリを感じるようになってきた。

行間がだいぶ省かれているみたいだし 1話30分しかないし。
けど 想像しちゃうよねーーーーーー

アルミンの精神がよく崩壊しなかったなあとおもった。あの子はやっぱり強い子だ。

ミカサ とってもかわいい。
第6回で、ミカサのものの考え方の基本が、よく理解できた。エレンのそれをなぞったものであった。
しかしエレンがああなってしまったことを知ったら ミカサはどうなってしまうのだろう
生きる理由の大半を喪って それでも彼女は生きていけるのか?
その意味でも やっぱりエレンは還ってくるんだろうな・・・・・おそらく巨人として(執念)。

エレンの ものの考え方の基本がどうやってつちかわれたか 謎の部分も多いが、
おそらくは、両親よりも、周囲の環境によって、育てられたものなんだろう。
エレンの子ども時代、街は「100年間、巨人に襲われていな」かったのだから
巨人にいつ襲われるかしれないという恐怖感は 言うほどリアルではなかったはず。
彼の考え方をつくりあげたのは
巨人うんぬんよりも、「壁の存在」そのものが、年月をへて顕在化させてきた、
人心の荒廃であったとおもう。

子どもにしてはずいぶん、自分の気持ちをハッキリと言葉にできる子だなあとも思うが
自分とおなじ目線でエレンとかミカサを見てても、なにも理解できない。
エレンやミカサは 自分とはぜんぜんちがう子ども時代を、生きている。

第1回で、エレンが昼間から飲んだくれる駐屯兵たちにくってかかったのは、
巨人に襲われるかもしれないのに何してけつかんねん、と思ったからではない。

彼はただ 言いようもなく、苦しく、じれったかったのだ。
しかもずっとずっと、そうだったのだ。
そのじれったさが 巨人の存在や 兵士たちのだらしなさへの怒りにかわって出てきたのだ。
彼は繊細で、敏感な心の持ち主であるのだろう。

それにしても エレンの世界において
子どもたちへの教育はいったいどうなってるんだろうか・・・
中学校に相当する年齢あたりから、軍への志願が基本というふうに見受けられるが、
それまでは学校に行ってるんだろうか・・・?

志願制だろう、とおもうのは、どうも庶民と特権階級とのあいだに、意識のひらきを感じるから。
「巨人に襲われなかった100年間」のあいだに 巨人からの防衛にたいする、ものの考え方に
ちがいがでてきたんだろうなと 感じるから。

巨人にいつ襲われるかわかりませんよ、ほんとにマズイですよと
みんながひとしく思っていれば 徴兵制になったろう。
しかし、特権階級、執政部がそうおもっていないっぽい。根拠もなく「だいじょうぶ」と
むしろ 安心しているようにみうけられる。壁の内側の内側にひっこんで守られているつもりに
なっているし、彼らにとっては 数千・数万の庶民の命すら、自分を守ってくれる壁なのだ。

庶民の熾火のような不安を逆なでしないように、また一応の安心のために
軍は必要なれどあくまで志願、というふうにしたようにおもえる。
もう、それでは甘いなあ・・・ いまのままじゃ兵士が何人いたって足りないよ。
人、死に過ぎ!

知的・身体的ハンデをかかえているなどで、軍に入るだけの適性がない子は、どうなるんであろうか。
男女をとわず一定の年齢にたっしたら入営、という雰囲気からさっするに
志願をしないやつは腰抜け、村八分、(つまり志願だけど事実上の徴兵)
みたいな風潮がでてきていることは、まちがいないのだが・・。

しかし、そのわりには兵隊にたいして 税金のむだづかいとか ただ飯食らいとか
世間の眼がなにかとつめたいよなあ・・。
非戦闘員の人々は なんらかの事情で入営しなかった、できなかったのだが
そこからくる 兵士たちへの僻みとかそういうのがあるんだろう。

でも 一般庶民たちのそういう意識は シガンシナとトロスト地区がやられたころには
うすれてきたのがわかる。
いざ巨人をまのあたりにして、体をはって守ってくれる兵士たちがいてくれることの、
ありがたみがわかってきたのだろう。

一部の特権階級の、兵士にたいする考え方が この期におよんでひどいままだ。
やっぱり地位のある者、金のある者は より内地へ、内地へとひっこむし
優先的に守られるので、危機感とか「庶民のリアル」が伝わるのが遅いのであろう。

庶民をまとめ、命を守り、街を機能させる責任がある執政部の
自覚が足りない!考えが古い! 
なんて腐っているんだ(-_-;)

エレンがもし、巨人になって還ってきたら、エレンも人を襲うようになるのだろうか。
あれほど巨人を憎み、その駆逐を心に期してきた子が、人を襲う巨人になるだろうか。
それってすごくキツイ展開だ。ないと信じたい。
巨人を憎悪した少年が巨人になってしまうという展開じたいが、すでにブラックすぎるのに(-_-;)

むしろ いまのままではどうしたって決定的な勝利をあげられない、人間たちにとって
皮肉ながらエレンは「秘密兵器」的な存在になってくれるのではないかと わたしはおもう。
つまりエレンは「人間に味方する巨人」になるんじゃないかと。
なにかそういう突破口をもうけないと、この物語、早晩 人間が絶滅しませんか(-_-;)
人間に味方してくれる巨人だとわかるまでに、時間がかかるかもしれないので
エレンだと気づいてもらえなくて、めっちゃ人間に攻撃されてしまうかもしれないけど。

巨人と化したエレンのことも ミカサは慕うんだろうなあ。
あの子は、いい子だ、ほんと(T_T)

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