2014年 わたしアカデミー賞

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新年明けましておめでとうございます。
2014年は、春からぜんぜん、ブログを書いてなかったです。
もっとちゃんと書けるといいとおもいます。

旧年も映画が大好きでしたが、あんまり観られませんでした。
映画館で観たのがほとんどで、DVDなどではたぶん1本も観ていません。
年間100本くらいは、なんとかして観たいといつも考えています。


2014年に観た映画すべて ジャンルごと・鑑賞日時順に列挙してみます。


■アクション・SF系
大脱出、キャプテン・アメリカ:ウインターソルジャー、スリーハンドレッド:帝国の進撃、トランセンデンス、オールユーニードイズキル、バトルフロント、GODZILLA:ゴジラ、イントゥザストーム、フライト・ゲーム、るろうに剣心:京都大火編、フルスロットル、るろうに剣心:伝説の最期編、エクスペンダブルズ3:ワールドミッション、イコライザー、インターステラー

■ホラー・サスペンス系
プリズナーズ、渇き、喰女(クイメ)、記憶探偵と鍵のかかった少女

■ドラマ・コメディ系
ホビット:竜に奪われた王国、LIFE!、ネイチャー、WOOD JOB:神去なあなあ日常、青天の霹靂、グランドブダペストホテル、マレフィセント、超高速!参勤交代、ジャージー・ボーイズ、まほろ駅前狂騒曲、グレースオブモナコ:公妃の切り札、100歳の華麗なる冒険

■アニメーション
アナと雪の女王、思い出のマーニー




40本にも届いてない(-_-;)
2週間に1本観たか観ないかくらいの計算?



★アクション・SF系への感想
とにかくスカッとして頭にガツンとくるのが観たくて、ド派手な大作を追い求めていました。
当たればでかいけれど、おもしろくなかったときのガッカリ度もすごかったです。
ま、それはアクション・SFにかぎらず映画ならいつでもそうか(^_^)
前年から楽しみにしていた「エクスペンダブルズ3」を観たことはほんとにいい思い出になりました。
ただ、わたしのエクスペンダブルズに対する思い入れはあまりに強すぎます。
このブログも、書こうとおもえば毎日、エクスペンダブルズ一色に染めることができてしまいます。
そんなもん、書くのも読むのも楽しいのは自分だけになっちゃいますから、
エクスペンダブルズは選考からあらかじめはずしてみました・・
心残りは、年内に「ザ・レイド2」を観られなかったことです。
すごく観たかったのに。
冬休み中になんとしても1度は観なくては。





オールユーニードイズキル映画
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
(ダグ・リーマン監督、2014年、米)
公式サイトはこちら
・・原作とはまたちがった、さわやかで躍動的なかんじがよかったです。
 「せつなさ」はあんまりなかったけど、それは原作だけの魅力でしょうね。



godzilla.png
「GODZILLA ゴジラ」
(ギャレス・エドワーズ監督、2014年、米)
公式サイトはこちら
・・「ドカンとすごいやつ」を観たい一心で観て、しかも期待以上の体験をさせてくれた、最たる1本。
 ゴジラが海に還っていくシーンにぐっときました。



イコライザー
「イコライザー」
(アントワン・フークア監督、2014年、米)
公式サイトはこちら
・・みんなに好かれる品のいいおじさんだけど、じつは凄腕の元CIAエージェント・・
 みたいな役を演じさせたら天下一品のデンゼル・ワシントンさんですが、
 彼のそういう系の映画の、これが最新にして最高傑作といっていいとおもいます。



インターステラー
「インターステラー」
(クリストファー・ノーラン監督、2014年、米・英)
公式サイトはこちら
・・きわめて特殊で壮大なのに、どこまでも普遍的で素朴。
 クリストファー・ノーラン監督の映画にたいするわたしの信頼度は高まるばかり。



アクション・SF系における個人的最優秀作品賞は
「インターステラー」に。
この映画のこと、わたし、忘れたくないです!





★ホラー・サスペンス系への感想
変わったかんじのをいろいろ観られて楽しかったな、という印象です。
三池崇史監督は職人だなあとおもいました。



プリズナーズ
「プリズナーズ」
(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、2013年、米)
公式サイトはこちら
・・「灼熱の魂」の監督さんの作品だとあとで知って「ああ・・・」と、なんだか深く納得。
 ジェイク・ギレンホールさんがすてきでした。あと、ラストのオチが秀逸。
 字幕の日本語が、もうすこし現代の言葉遣いに即していたらなあ。



ホラー・サスペンス系における個人的最優秀作品賞は
「プリズナーズ」に。
ラストシーンがよかったなー!





★ドラマ・コメディ系への感想
旧年は、心身がすこし疲れていたり、落ち込んでいたりしていたことが、多かったせいか、
映画がくれるメッセージが、直接的に心に迫ってくることがよくありました。
さわやかな涙があふれるいい作品にたくさん触れたなあ、という印象があります。



ライフ!
「LIFE!」
(スティーブン・コンラッド監督、2013年、米)
公式サイトはこちら
・・爽快な映画でした。「こんなのいままでみたことない」と びっくりするような映像の連続。
 最後の、手をつなぐところがよかったです。あと、ショーン・ペンさんがワイルドで男前でした。



グランドブダペストホテル
「グランド・ブダペスト・ホテル」
(ウェス・アンダーソン監督、2014年、独・英)
公式サイトはこちら
・・一言ではとても語れない深みを持った映画。
 DVDなどでじっくりと何度も観るべきかと。



ジャージーボーイズ
「ジャージー・ボーイズ」
(クリント・イーストウッド監督、2014年、米)
公式サイトはこちら
・・さびしくて、優しいんですよね。イーストウッド監督の作る映画は。



グレースオブモナコ
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
(オリヴィエ・ダアン監督、2014年、仏・米・伊・ベルギー)
公式サイトはこちら
・・グレース・ケリーを演じたニコール・キッドマンさんにくぎ付けもいいとこの2時間でした。
 グレースがモナコの(フランス語圏の)文化や習慣を身につけようと特訓を受けているところを、
 だれかがホームビデオで撮っていました・・という設定の、回想シーンがあったんです。
 「喜び」、「信頼」、「高慢」などと書かれたカードを見せられて、
 グレースがそのとおりの表情を(モナコの女性流に)作ってみせるという特訓とか、
 ニコールの表情がくるくる変わってほんとにすてきでした。
 あと、どういう趣旨の「特訓」だったか忘れちゃったんですけど、
 何かから逃げるしぐさをするんですね、小走りで、テーブルのかげに隠れたりして。
 その動作の優雅さとかわいらしさに、ほれぼれしました。



ドラマ・コメディ系における個人的最優秀作品賞は
「グランド・ブダペスト・ホテル」に。
感動した映画はたくさんありましたから、迷いましたけど、
「グランド・ブダペスト・ホテル」は、完全なるオリジナル脚本なんですよ、たしか。
オリジナルって、すばらしいことだとおもいます。
それに、作品がとにかくすばらしかったです。多層的で、何度観てもちがう発見がある作り。





★アニメーションへの感想
2本しか観ていないし、どうもその2本も、あまり印象に残っていないです。
つまらなかったという記憶はないですから、観たそのときは、それなりに、よかったなあ!と
感じていたとおもうんですが。いまは、覚えていないです。
鑑賞した作品の絶対数が少なすぎるので、選考することはやめとこうとおもいます。





もしも、自分が2014年に観た映画の記憶を、1本だけ残してすべて永久に喪失しなくてはならないとして、
その記憶に残す映画を選ぶなら、そしてエクスペンダブルズ3を選考から除外するなら
迷わず「インターステラー」を選びます。インターステラーのことを覚えていられるならば、
ほかのぜんぶの映画の記憶を手放さざるをえない状況も(身も世もなく泣くけど)がまんします。

2013年の末に書いた、このブログと同じ趣旨のブログを読み返してみたら、
最後のほうに、来年はスクリーンで30~40本くらいは観たい・・と書いてありました。
ということは、総合的な鑑賞本数はお話にならない数だったにせよ、
「スクリーンで30本以上」は達成していたんですね。
今年は総合100本、スクリーンで40本・・いきたいです。


2014年の映画たちよ、楽しませてくれてありがとう。愛してます。



















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Category: 映画の感想 | Tag: 映画 
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